「スパイの妻」舞台になった場所はどこ? 神戸のロケ地&あらすじ紹介

 2020年10月16日に全国ロードショーとなる「スパイの妻」。ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したのは記憶に新しいですよね。実はこの映画、神戸で撮影が行われていたのです! この記事では「スパイの妻」の神戸でのロケ地をまとめていきます。作中に登場するその建築物へ実際に訪れてみちゃいましょう!

第1章 「スパイの妻」とは
 黒沢清監督の「スパイの妻」。前述の通り、2020年ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞しました。銀獅子賞とは最優秀監督賞のことを言います。前回日本人でこの賞を受賞したのは17年前で、北野武監督の「座頭市」でした。
昭和初期の日本を舞台にしたミステリーエンターテインメント映画、「スパイの妻」。そのストーリーはどういったものなのかを確認しておきましょう。

『1940年。少しずつ、戦争の足音が日本に近づいてきた頃。聡子は貿易会社を営む福原優作とともに、神戸で洒脱な洋館で暮らしていた。
身の回りの世話をするのは駒子と執事の金村。愛する夫とともに生きる、何不自由ない満ち足りた生活。
ある日、優作は物資を求めて満州へ渡航する。満州では野崎医師から依頼された薬品も入手する予定だった。そのために赴いた先で偶然、衝撃的な国家機密を目にしてしまった優作と福原物産で働く優作の甥・竹下文雄。
二人は現地で得た証拠と共にその事実を世界に知らしめる準備を秘密裏に進めていた。
一方で、何も知らない聡子は、幼馴染でもある神戸憲兵分隊本部の分隊長・津森泰治に呼び出される。
「優作さんが満州から連れ帰ってきた草壁弘子という女性が先日亡くなりました。ご存知ですか?」
今まで通りの穏やかで幸福な生活が崩れていく不安。存在すら知らない女をめぐって渦巻く嫉妬。優作が隠していることとは――?聡子はある決意を胸に、行動に出る……。』
(参照:https://wos.bitters.co.jp/)

主人公の福原聡子を演じるのは蒼井優、夫・優作を演じるのは高橋一生。疑心暗鬼の交錯を強烈なリアリティをもって演じています。その他にも津森泰治役に東出昌大、竹下文雄役に坂東龍太、駒子役に恒松祐里、金村役にみのすけ、草壁弘子役に玄理、野崎医師役に笹野高史などが出演しています。

第2章 撮影の舞台
 神戸で「スパイの妻」の舞台に抜擢された場所は4か所あります。旧ゲッゲンハイム邸、神戸税関、旧加藤海運本社ビル、神戸市地下鉄名谷車輌基地です。どういった場所で撮影が行われたのか、見学ができるのかなどを見ていきましょう。

1.旧ゲッゲンハイム邸
 旧ゲッゲンハイム邸は、神戸・垂水区塩屋に佇む洋館です。明治~大正期に神戸に滞在していたアメリカ人貿易商・ゲッゲンハイム家に由来があります。「スパイの妻」では貿易会社社長夫妻(聡子・優作)の自宅として登場します。
塩屋の海を臨む景色の素晴らしい場所に立つ洋館ですが、普段は見学をすることはできません。平常ではウェディングや演劇、展覧会などで使用されており、無料見学会は毎月第3木曜日にのみ行っています。ぜひ見に行きたい、という方はこの無料見学会に日程を合わせて訪ねてみてください。
実際に見学会へ足を運んだ方のツイートを見ると、映画公開前の9月時点でも多くの方が足を運んでいるようです。公開後は特に、混雑することを予想して訪れた方がいいかもしれません。
見学は、時間内である12時から17時までの間であれば、予約不要で自由に出入りができるようになっています。
(https://twitter.com/issei_kura_kura/status/1306565013084106757)

住所:神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
最寄り駅:JR山陽塩屋駅から徒歩5分。(※駐車場なし)

2.神戸税関
 神戸税関は神戸市中央区にある建造物で、明治5年着工・明治6年完成のものです。建物内部や美しい中庭は人気で、散策スポットとしても人気を集めています。特にエントランスホールは、そのモザイクタイルや吹き抜けの美しさで人気を博しています。「スパイの妻」の他にも「日本のいちばん長い日」のロケ地としても用いられました。
神戸税関では、広報展示室に限り見学が可能です。神戸税関の役割、輸出入に関する展示を見ることができます。
また、あわせて食堂を利用することもできます。神戸港を一望しながらのランチが楽しめるので、昼食前に訪れるのがおすすめです。

(https://twitter.com/issei_kura_kura/status/1306560419880792065)

住所:神戸市中央区新港町12-1
最寄り駅:三宮駅から徒歩15分

3.旧加藤海運本社ビル
 こちらは現在も存在する加藤海運株式会社のビルです。以前使用されていた建物で、現在は使われていません。1936年に建設されたこのビルはこれまでにも「アルキメデスの大戦」や「The Outsider」、「クローズEXPLODE」など数々の映像作品に使用されてきました。建築の曲線が特徴的な建物です。
残念ながら見学などは行っていないため、外観の見学のみになります。

(https://twitter.com/kobe_sakamoto/status/568036592620670977)
(https://twitter.com/icewine13/status/1291751724294664194)

住所:神戸市兵庫区島上町1-5

4.神戸市営地下鉄名谷車輌基地
 聡子と優作が市電で会話をしているシーンで使用された場所です。神戸市須磨区西落合にある車両基地で、神戸総合運動公園のすぐ近くにあります。
この車輌基地は普段は中に入ることができません。ただし、年に一回「鉄道の日」(10月14日)のみ一般公開されます。映画公開直前での一般公開ですが、忘れずに訪れておきましょう。
基地内には1971年3月まで市内を運行していた市電2両とその関連機器が展示されています。「スパイの妻」でもこの車両を使用して撮影されたようです。

(https://twitter.com/icewine13/status/1297551909482463232)

住所:神戸市須磨区西落合2丁目3-1

おわりに
 10月の公開日が待ち遠しい「スパイの妻」。ベネチア国際映画祭で受賞をしたこともあり、大注目されている映画です。映画公開前・後どちらでも、ロケ地となったこれらのスポットは一度訪れておいて損はないものばかりです。公開前に訪れておいて鑑賞中に楽しむも良し、鑑賞後に訪れて実際の撮影現場を探して楽しむのも良しです。ぜひ興味のある方は足を運んでみてください。

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