ベネッセワールドワイドキッズとディズニー英語システムを徹底比較してみた
こどもに英語教育を学ばせたいと思い1番に検討するのがディズニー英語システムとしまじろうのベネッセワールドワイドキッズではないでしょうか?
私もそうでした。
まずはこの2つを検討して比較するところからはじめました。
今回は私がこどもに英語を学ばすために優先するポイントに重きをおいて2つの教材を比較していきたいと思います。
比較したい③つのポイントはこちら
「英語教材の質」
「イベント数や、ネット・電話を使ったアウトプットの内容」
「費用の総額」だと思います。
教材はどんな違いがある?
キャラクターや歌やおもちゃなどに、方針の違いがあります。
WKはオリジナル教材と非オリジナル教材の両方を使っており、教材を分割で届けるか一括で届けるかを選べます。
また、英単語の数が約6000語で、中学校の指導要領1200語の5倍もあります。
DWEはすべてオリジナル教材で一括で届き、英単語の数は2800語(WKとは算出方法が違います)です。
登場キャラクター
DWEの発展学習の教材にはディズニー映画のキャラクターが大勢出てきますが、基本学習にはあまり登場しません。
しかし、FloggyやBunnyなどのオリジナルキャラクターが多数登場し、子供たちの人気を集めています。
「ワールドワイドキッズ(WK)」には、「Mimi」「Mami」「Zizi」「Pepi」という動物のキャラクターが登場します。
4人は可愛らしくて幼いキャラクターですから、友達のように感じると思います。
教材の物語も子供の興味を引きそうな展開なので、キャラクター性と合わせて学習の助けになるでしょう。
Step Up DVDsという教材には、Mr.Clarkという男性が登場します。
Mr.Clarkは人間の男性で、色々なテーマを決めてコミュニケーションを取ったり、その重要性を教えてくれたりします。
歌
学習に使われる歌も傾向が違います。
WKの歌には、有名な洋楽が沢山選ばれています。
子供が親しみやすい映像になっていて、洋楽の曲はアレンジされているのが特徴です。
一方、DWEの教材に使われている曲は、学習しやすいように歌詞を選んでいます。
子供が歌った時、英語特有の発音を自然に覚えられる曲になっているのです。
そういった曲を習慣的に歌えば覚えも早そうですね。
絵本
WKの絵本もDWEの絵本も面白い物語となっているので、楽しみながら学習できるでしょう。
WKの絵本は、タッチすると音声で読み上げる箇所が少ないです。
ですがフォニックス教材は読み上げ機能に対応していますし、絵本を朗読してくれるCDを豊富に揃えています。
言葉による朗読だけでなく、シーンの状況などを表す効果音の演出もあり、没入して聞けるようになっています。
いくつかの絵本はアニメ化されているので、DVDで視聴することができます。
DWEの絵本は、ペンで触ると音声が出る箇所が多いです。
ペンを使えば正確な発音の英語が聞けるため、楽に学習を促すことができるでしょう。
おもちゃ
知育玩具の種類や使い方にも違いがあります。
知育玩具の遊び方は、BDやDVDで教えてくれます。
おもちゃで楽しみながら英語に接することで、自然に英語が身に付くのです。
DWEには、プレイ・アロング・セットにおもちゃが16種あり、レッツプレイにも沢山のおもちゃがついています。
WKは、stage0~stage6の全部におもちゃ教材がついてきます。
知育玩具の数はDWEよりも豊富です。
フォニックスの有無は?
フォニックスの扱いについても大きな違いがあります。
フォニックスとは、発音とその音を字にした場合の関連を読み書きとして教える方法です。
この教育方法は欧米社会で浸透しており、日本でも2020年から小学校での学習に導入されます。
WKは映像教材でフォニックスを活用しており、一年ほど前にフォニックスの教材を強化しています。
2枚のDVDで基礎的な英語を発音と結び付けることを、何度も繰り返して身に付けていきます。
一方のDWEは、フォニックス以外の方法で英語を学習させています。
というのも、ディズニー英語システム(DWE)は、日本語を習得するのと近い方法で英語を習得するように作られたものなのです。
アウトプットの方法は?
WKとDWEは、英語で遊んで学習させるようなイベントを開いています。また、ネットや電話でネイティブの教師とレッスンするサービスなどをしています。
イベントの豊富さではDWEが勝っており、様々な地域で一月に何度もイベントをしています。
週末に行われている「パペット・ショー」では、人形が登場するアクティビティありのショーが楽しめます。
扮装した先生たちと歌ったり踊ったりしながら、楽しんで英語を引き出す工夫がされているようです。
そうしたイベントと家族旅行を組み合わせるのも良いですね。
WKの方はDWEと比べると、イベントの数と開催される地域が少ないです。
家でできるアウトプット
日本各地で開催されるイベントの他にも、自宅でネイティブの英語教師と学習できるサービスが受けられます。
WKにはネットでやり取りができる「Talk’n Play online」があります。
しかし、通常料金とは別に2500円程度(一ヶ月で2度のレッスン)の受講料が必要です。
一年分を一括で払うと、一ヶ月あたり2050円程度まで割安になります。
また、追加の料金を支払うことで、3度以上の受講が可能になります。
DWEには、電話でネイティブの教師と会話学習ができる「テレフォンイングリッシュサービス」があります。
このレッスンは週に一度で、月に3000円程度支払って会員となると、このサービスを受けることができます。
教材の総額
ここからは教材費の全額について解説していきます。
WKの全ての教材にかかる費用は、大体20万円程度です。
それに対しDWEは80万程度かかるので、購入費だけで考えるとWKの方がかなりお得です。
ただし、DWEは12歳までの年齢に対応していますが、WKは6歳までの年齢にしか対応していません。
その期間差を考慮しても1年分の価格には倍の差があり、WKの方が断然お得ということになりますね。
月額換算すると、WKが月額2400円程度で、DWEが月額5000円程度になります。
英会話教室でのレッスン料よりは低い金額です。
乳児や幼児の時の英語教育はこういった教材を使って、小学校や中学校に上がったら英会話教室に行かせるという選択もあります。
会員費
WKはネットでやり取りができる「Talk’n Play online」に入れば月額2500円程度で、入らなければ0円です。
DWEの「テレフォンイングリッシュサービス」の会員費が3000円程度ですから、1年間で6000円の差がでることになります。
「Talk’n Play online」の対象年齢は6歳、「テレフォンイングリッシュサービス」の対象年齢は12歳です。
「Talk’n Play online」の会員は7歳になったら、他のサービスを受けるかどうかを決めなければいけません。
保証のコスパ
保証を手厚くしているのはDWEです。
会員費を払っているなら、追加料金なしで教材を保証してくれます。
お子さんが物を壊しがちな年齢の時は安心感を得られるでしょう。
WKの保証は電子玩具に1年つくだけで、それ以外は有料です。
このような違いがあります。
ちなみに我が家は悩んだ結果ミライコイングリッシュでおうち英語教育をしています。

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